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さざ波便り No405号

※試作品!

試作

※石膏型の成型の時は、よか形状に見えます。1280度の窯に入れると??

 

 

さざ波便り     No405号 平成29年4月1日 田ご作

                  〒859-3211  長崎県波佐見町田ご作村

 地域再生!地場産業の再生!No1

 

 地域再生の運動を私は、平成14年から取り組んできました。それは波佐見町

の地場産業である陶磁器がグローバル経済に依って、益々売れなくなるだろうと

思ったからです。それで農業を手段にした体験観光が上手くいくだろうかと疑問

を抱えながら、体験事業をやってきました。その間、諸々の農業体験をやりなが

らもこれでは飯が食えないと、思うことばかりでした。それで平成25年頃から

地場産業の再生は、出来ないかと深く考え始めました。そこで私は波佐見の焼物

をどうにかして、ウエッブで売ろうと試みました。しかしネット通販に上手く取

り入ることが出来ません。そんな時、波佐見焼は400年も『産業』で、生きた

歴史があると気づきました。前の戦争中も窯の火を消すことなく、燃やし続けま

した。更に、昭和20年代の敗戦困窮期も何とか、窯の火を消すことはありませ

んでした。これは一体、何故かと思ったのです。それで地場の陶磁器産業である

波佐見焼は、人間が人間として生きる最高の手段と気づきました。

 

※現在波佐見焼の生産額は、40億円前後をウロウロしています。これは最盛期

(平成2年)の生産額、192億円の5分の1程度です。その要因は高度経済成

長が始まった昭和35年頃から、30年経過した平成2年頃のことです。その頃

の地場産業は何処も、この世の春を謳歌していました。その後、バブル経済が破

たんして株価が大暴落しました。その結果、大手金融機関が相当数倒産整理され

ました。更に、ITバブルや大都会の不動産バブルもありました。それで地方は

紆余曲折しながらも、益々疲弊していきました。それで民主党政権に期待しまし

たが、景気を回復させることが出来ませんでした。それは極悪東京電力の福島原

発事件の発生が、大きな要因で有りました。その後、自民党のアベ内閣が出来ま

した。彼は景気回復の為、アベノミクスという経済政策を掲げましたが地方は一

向に、景気回復が出来ません。アベ政権が掲げる地方創生は、何も出来ずカラ回

りしているだけです。それはアベ内閣が地方創生とは何かを、真剣に考えないか

らで有ります。

 

※お国の地方創生が上手くいかないので、我々村人は政治に期待しても腹が立つ

ばかりです。それ行政にアレヤレ・コレヤレと言うのは簡単ですが、本格的な地

域再生はカッペ自ら考えて立ち上がるしかない。行政の補助金ばかりに目が向い

ていると、自分が可笑しな考えしか出来ない人間に成り下がっています。それで

田舎の人々が主体的に生きる為に死ぬ思いで、生きる手段を自分が考えだすしか

ない。その立ち上がり資金は政府の補助金を当てにすることなく、自分で出来る

ところから取り組みます。そのくらいスローな動きでもよい。そのような動きを

始めると、仲間が必要となります。一つの商品を創り出すのに今の世は、仲間を

作りチエを出し合って創作するしか方法がない。その開発資金は自ら作り出し、

やれるところからヤルしかないよ。これまでは事業を立ちあげるのに、軍資金が

要りました。それが初めからないのだから自らの所持金¥10000で、ことを

起こすしかない。そのようにしていると、何とか生きるチエが出てきます。それ

で日本は物質的に裕福なお国ですから、金がないのが一番キツイですね。それよ

りか仲間を作って、元気に生きることが大切で有ります。

 

※〆になりますが波佐見焼は、永遠に波佐見の人々が生きる宝です。それは陶磁

器に、思想を入れた商品で有ります。これまで波佐見焼は300年〜400年も

只管情緒品だけで生きてきました。今後は陶磁器の形状に思想&デザインを取り

入れるのです。そのデザインに思想がないと、使う人々の心を打ちません。波佐

見焼で生きる人々がそれに気づくと、波佐見焼はこれから益々伸びる要素を持っ

ています。この生きにくい世の中になった今こそ、それを実現できる背景が出来

上がっています。その具体的な動き方を、下の鷹山会に記します。ヨロチク。

 

 

 

鷹山会!       No317号  平成17年4月1日 田ご作

                   〒859-3711 長崎県波佐見町田ご作村

 地域再生!具体的に!No2

 

 地域再生を一言で云々すると、各地方の地域に人々が生きる為の仕事を創り出

すことです。それ地方で雇用を生み出す仕事は、中々出来難いのであります。そ

れで私は、陶磁器製造において、地域再生を考えてみます。それ先輩師がよく言

われるのに、事やモノが分からなくなると分けて考えろと教えて頂きました。そ

れで概念を3つに分けて、考えてみることにします。その,蓮⊂ι奮発の概念

です。△蓮地場産業としての概念です。は、変化し続ける市場の概念です。

最後は、この3つの概念の統合で有ります。

 仝什漾⊂ι奮発の概念づくりはどこの会社もやっています。それで波佐見の

陶磁器は、他の商品に見られないものを包含しています。それは、情緒という捉

えどころのない「思い」であります。そして産業デザインの概念です。この波佐

見焼にデザインの概念を入れたのは、陶磁器の世界的デザイナーである森正洋先

生です。彼は波佐見焼が開窯して300数十年後、初めて産業デザインの概念を

もった食器を作った人です。それまで波佐見焼はくらわんか碗の名称で、世の中

に出回っていた情緒品で有りました。情緒品というのは、ご飯を食べる為の器で

す。形状に一切の思想がなく、俗にいう一般家庭用食器で有ります。それに初め

て森先生は人間が使う器に、デザインという概念を取り入れました。その森イズ

ムの商品を作り出しているのは、現在の白山陶器であります。その他の窯元はデ

ザインという言葉を使いますが、森先生に並ぶ商品は未だ出来ていません。この

ところをよくよく学べば、波佐見焼は必ず再生できます。産業デザインの概念が

ある商品は、人間の心に響くものを内包しています。別な言い方をすれば、無機

質な陶磁器から「匂いが奏でる形」になっています。

 △蓮∋唆箸箸靴討離妊競ぅ鵑罵ります。これを森先生はインダストリアルデ

ザイン(産業デザイン)と、口を酸っぱくして口説かれていました。これは情緒

品でないぞと、力説されていました。茲に、森先生のデザインに対する真骨頂が

あります。そして産業デザインという概念は地方産業にとって、とても重要であ

ります。その産業の概念は、雇用だからです。森先生は雇用という言葉を使わず

に、産業デザインということを全力で力説されました。これは陶磁器製造の波佐

見焼が情緒に、落ち込みやすいのをよくよく認識しておられたからです。陶磁器

産業が波佐見で稼働するとは、波佐見の人々が自ら生きる手段を持つことになり

ます。茲に森先生の人間尊重の思想と哲学を発見することが出来ます。

 は、変化し続ける市場をどのように捉えるかです。これを一般的に、マーケ

ッティングと云々しています。これは世界経済と日本経済の動きを大まかに捉え

ることと、日本人が毎日使う食器で有りますから、日本人の性格と生活様式を考

えることです。現代の若者は、生活文化を楽しむ生き方ををしています。それで

若者のファッション生活を、リサーチするのも大切であります。そして現代建築

様式は建築雑誌を見ることで、それらが分かってきます。それは人間の理想的な

生き方をイメージすれば、自ずとマーケッティングが出来てきます。新型陶磁器

を創り出そうとすれば、人間の本質を知ることになります。それが出来ればどの

ような陶磁器を創り出せばよいか、その形状をイメージできます。基本は売り込

む商品でなく、売れる商品を創り出すことです。それが人間生活に資する、産業

デザインの陶磁器であります。

 以上波佐見の地場産業再生を実践することが、地域再生となります。これまで

の地域再生は、農業を手段にした体験観光を行うことでした。農業体験等々は、

どうしても産業に成すことが出来なかった。地域再生は底辺に、産業の概念を創

り出し得るかどうかです。波佐見町は、陶磁器という地場産業があります。これ

を本格的に再生させる為、波佐見町民が陶磁器産業の概念をもっと深く学ぶ必要

があります。面白い生き方が出来ます。 オシマイ!

 

※通信らん!

〇3月の面白いアドレスをご紹介!

 http://tago39.jugem.jp/?day=20170320

http://tago39.jugem.jp/?day=20170315

 

 

 

 

 

 

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